☆ 起動方法の応用
TrueImageは考え方によってはプログラムの起動方法もさまざま。
なお、TrueImage以外もプラグインさえあればBartPEから起動できるはず。
Windowsに普通にインストールする
長所:
再起動することなく、作業中にバックアップをとってくれる。
イメージのマウントも可能。
短所:
当然だが現在動いているシステムはリストアできない。
TrueImage自身でシステムが若干汚れる。
普通にインストールすればOK。
手軽にバックアップを取れるが、リストアするときは他の方法を使うべし。
ブータブルCDから起動する
長所:
製品CDから起動するだけ。インストール不要。
短所:
CDから起動する必要がある、マウントなどの機能が不可能。
機種や構成によっては起動しないかも。体験版で確認。
製品のCDから起動またはメディアビルダーで作成。CDから起動するようにすること。
リストアするときの標準的な方法。ただし、最新ハードだとハードディスクが認識できないかも。
別のWindows上から実行する
長所:
確実にリストアができる(起動する)。
基本的にWinに普通にインストールするのと同じ。
短所:
もうひとつWinをインストールするのはどう見ても面倒。
とってもじゃないが、デュアルブートでもない限りお勧めできない。
逆に、デュアルブートの人にはこれが一番楽かも。
BartPE上から実行する
長所:
ほぼ確実に起動できる。
余計なパーティーション不要。
やり方によってはWinにインストールするのと同機能。
短所:
作るのが面倒。WinXPのインストールCD(またはI386フォルダ)が必要。
起動が遅い。
BartPE(=Windowsベース)を作り、
その上からTrueImageを動かす。
面倒くさい上起動が遅いのが唯一の弱点。
ハードの認識もいいし、できればこれが一番理想かも。
セキュアゾーンからの起動
長所:
起動が速い。
Winが起動しなくなっても簡単に起動。
短所:
これだけのために1パーティーション消費してしまう。
MBRが破壊されると起動できない。
ブータブルCDと同じでハードの都合上起動できない可能性はある。
隠しパーティーションにTrueImageを格納する。
ハードを認識して、かつWindowsをシングルブートしている人はこれでいいかも。
ただし、MBRが壊れたりするとこれ自体が起動不能になる。