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☆ ISOを作るときの、mkisofsのオプション



ISOイメージファイルを作るときの注意点のひとつに、イメージのオプションがある。
起動するプログラム(OS)によっては、このオプションの影響を強く受ける。
例えば、BartPEはlv.4必須、多くのLinuxはRockRidge属性必須。

これは、CDRECORDフロントエンドので、mkisofsのパラメーターを選ぶことで指示できる。

なんだかよくわからない表現になってしまったが、要は、
CDRECORDフロントエンドでISOファイルを作る際に、適切な物を選べばよい。


しかし、マルチブートをする際には、ハードルがあがる。
なぜなら、1枚のCDで、部分によってオプションを変えることはできないからだ。
よって、最初から、各プログラムの全てでうまくいくオプションをつける必要がある。

Aが必要なプログラム1と、Bが必要なプログラム2を、マルチブートする場合、このCDを作るときには、AとB両方を含める必要がある。

なお、BartPEとLinuxを含めるとき、RockRidge属性をオンにした上で、テーブルファイルを作らないようにするする必要がある。
RockRidge属性をオンにしないと一部のLinuxは動かない上、テーブルファイルをOFFにしないと、BartPE上で邪魔になるからだ。


さらに、Cが必要なプログラム3と、Cがあってはならないプログラム4を、マルチブートすることはできない。
どうしてもやりたかったら、KnoppixやBartPEなどの上からエミュレーターを動かす方法もあるがw
(このようなパターンは出会ったことはないが、ないともいえない。)