☆ 仮想マシンを使って、高速に動作テスト
さて、ブータブルCDは、普通のデーターをいれたCD-Rと違い、正常に動作するかを焼く前に見抜くことは難しい。そして、
1回でみんなうまくいくことはまれだ。
よって、動作テストが必要になることが多い。
mkisofsで作ったISOファイルをCD-RWに焼いて、パソコンを再起動して、起動するまで待って…
確かに、できないことはない。しかし…
やってみればわかるが、
すごい時間がかかる。
そんなときに、
仮想マシンが役に立つ。これは、既存のOS(例えばWindows)上で、パソコンごと再現するものだ。再起動せずに、CDからの起動を再現することができるため、速い。
これには、有料のも無料のもある。
無料のものがいくつかある、
仮想マシンで本格運用するなら
VMware Playerを勧める。BartPEの動作テストだけなら
VirtualPC2004の方が手軽だと思うけど。
ちょっと遅いが、オープンソースの
QEMUとかも。
サーバー用になるが(WindowsXPでも可能、さらに2000でも??) VMware Serverもある。
そして、最近だけど、VirtualPC2007もでた。こちらはXP/Vista(+裏技で2000)で動作。
結局、テスト動作程度なら、
VirtualPC2004 がいいんだろうな。
CD-ROMに、作成したISOファイルを指定しよう。
VirtualPC を使うには
MS製の仮想マシン。Windows以外も一応動くらしいが。
まず、ウィザードに従って、仮想マシンの設定を澄ます。そして、起動しちゃいます。
さて、起動が始まったらすぐに、上のメニューから、ISOの取り込み (だったっけ?) を選び、動かそうとしているISOファイルを指定します。
それだけです。
VMware Player を使うには
5万円近くするVMware Workstation の、再生部分だけを抜き出したもので、ハードディスクの作成機能さえないものの、無料で使える。しかも、速度も速い。
(ちなみに、QENUには、VMwareの仮想ハードディスクの作成機能がある。)
あ、でも空のハードディスクイメージは 裏+表・再配布 においておいた。v5だけど
起動するには、仮想マシンの設定ファイルが必要になる。通常はメモ帳などのエディタで書く。
だが、なんと、その設定ファイルを作れるソフトも存在する。
vmx-Maker を使おう。
設定のポイントは、CD-ROMにISOイメージを割り当てる、という項目。
動かそうとしているISOファイルを指定しよう。
OSは、動かしているのに近いものを。BartPEならwinxppro、1CDLinuxなら、わかんなければとりあえずother26xlinuxで。
ファイルができたら、ダブルクリックで開くだけ。